2009/01/02

金澤玉響 冬の霰上がり

金澤の冬の天候はしばしば目まぐるしく移り変わる。
霰が降り、日が差して雨が降り、日が差して、その日差しの中でまた霰が降って・・よく「冬の北陸の重苦しい空」なんて言われるけど、それは少しだけ間違っている。
細かく晴れ間が覘く(コトが多い)変化に富んだ天候。降水量は確かに多いけど日照時間もそんなに少なくはない(東京の年間1900時間に対して1700時間・・1割少ないだけ)
この日(お正月2日)も何度も天気霰に見舞われ、まるで街全体が「回り舞台」に乗っているかの様。
霰が溶けてシットリ濡れた街全体に、霰上がりの澄んだ大気を透過してきた淡い光が差してちょっと不思議な輝き。
ホテル貸し出しの揃いの傘(多分)を差す兼六園観光帰りの一団も、ビックリもしただろうけど、印象に残る金澤のお正月だったコトでしょう。
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