(子供の頃は上流から日が昇ってくるのは当たり前だと思っていたけど、実はなかなかラッキーなコトでもある)
起伏に富む旧市街において、東(正しくは南東方向)に遮るモノのない二つの川は夜明けを眺めるには最適な場所。
特に此処、浅野川、梅ノ橋からの光景は犀川、上菊橋からと並びダイナミックで美しい。
特に此処、浅野川、梅ノ橋からの光景は犀川、上菊橋からと並びダイナミックで美しい。
上流から吹いてくる風に包まれながら川上に向かって佇んでいると、山々の稜線が少しずつ明るくなってきて、やがて空を映す川面の色も変化し始める。広大な光景。
でもすぐ左側には卯辰山の深い森が迫っていて・・ここにも兼六の「相反する」景観要素である宏大と幽邃があると思う。
(明るく開放的かつ静寂で奥深い)
(明るく開放的かつ静寂で奥深い)
旧市街は「兼六園の外に広がるもう一つの兼六園」と見立て廻ると一層味わい深い。
「人力と蒼古」(入り組んだ地形の其処彼処に)「水泉と眺望」(旧市街の背骨、小立野台地を通る辰巳用水は様々な水泉をもたらしている)も兼ね備え実際その条件は満たしている。
(10年8月6日午前4時34分)
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