金澤の桜の醍醐味は、月を眺める時と同様に「前景と背景が調和した瞬間を絵の様に」味わうトコロにある。石川橋から桜霞を眺める、お堀通りから石垣に二段構えに咲く桜を見上げる、金沢城公園内、切手門脇に立つ老桜と対面する・・・様々に調和する美しい桜風景の中から「さらに自分好みのポイント」を見つける贅沢な楽しみ。沢山の絵画が飾られた巨大な美術館の中を歩きまり、自分の一枚を品定めする様な。
ゆっくりと淡く染まりゆく空を背景にそびえ立つ、3年を超える時間をかけて可能な限り当時のままに復元した金沢城菱櫓(元々残っていた石垣を極力活かして新しい石垣を繋いでいる様子が写真からも分るでしょう)と桜が創る堂々の立体絵画。この日この時だけの。
2014年4月11日18時24分撮影
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